国道246号、一部通行止めへ 9月1日「防災の日」に
国道246号、一部通行止めへ 9月1日「防災の日」に 朝日新聞Full coverage(続きを読む)
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自分が書いた、長編小説の一部を切り取りました、評価お願いします 自分もここは手…
自分が書いた、長編小説の一部を切り取りました、評価お願いします 自分もここは手応えないので批判も余裕でお願いします 付き合ってから迎える2度目のクリスマスの日、俺はスミカと遊 ぶ。冬の寒さと同じで、1ヶ月前から徐々に準備はしてきていたが、未だに実感がない。 前日にも関わらず、緊張はピークに達していて家の中にいるのに、手先が冷たい。 風呂上がりの父がパンツ一丁のまま俺と同じようにソファーに座り、ビールを飲んでいるわけだから、家の温度が問題なわけではない。 基本的に俺は、記念日に運がない。 プレゼントを家に忘れたり、予約が取れてなかったり様々だが、一番痛烈だったのが、9月のスミカの誕生日の日に初めて、スミカと喧嘩をしてしまったことだ。 「喧嘩なんて大したことない」そんな言葉は他人の空言。当事者になってみれば誰しもが分かるはずだ。 あの日、泣きながら帰っていくスミカの顔は一生忘れられない、だからスミカをもう二度悲しませないと決めた。謝り続けてなんとか許してもらえたけど、時々そのことを話しに出されると、ぐうの音も出なくなってしまう。 悶々な気持ちなまま、父に服を着るよう促していると携帯が鳴った。 スミカからのメールを俺は小声で読み上げる。 「明日は9時に駅のいつもの場所に集合です!お金は好きなだけ持ってきてね❤︎それと遅れたら絶交ね」 返信をする前にアラームを10個、2分刻みに設定しておく。 絶交なんて勘弁だ。 「わかった。早く明日になって欲しい」 誤字が無いことを確認し、送信する。 1分も経たずしてまた携帯が鳴った。 「私も!おやすみ」 目覚ましがセットしてあるかもう一度確認し、携帯を充電する。 相変わらず父は裸で、俺は最近出てきた父の腹を、平手で叩く。 「パチン」 乾いた綺麗な音。その音も父の悲鳴ですぐ掻き消された。 「おやすみ」 痛みに悶える父に言って自室へと入り、ベットに飛び込んだ。 付き合う前から続いている、俺とスミカの御礼のし合い。明日はスミカの番だから、俺はまだどこに行くかを知らない。 青森の有名な観光場所はほとんど行っているし、スミカと付き合ってからの16ヶ月、色々なことはあったけれど、トータルで見れば幸せな日がほとんどだ。 スミカのことを考えながら目を瞑ると、といい夢が見れる。必ずしもそうではないが、今日くらいは、いい夢を見させてほしい。 数分後、父が付いたままの電気を消しにきた。 「カチッ」 その音とともに僅かに眠りつけずにいた俺の意識も、夢の中へと吸い込まれていった。 痰が絡む。マスクを付けのど飴食べているが、朝から続く痛みは一向に変わらない。 窓を開けたまま寝てしまったのが失敗だ。 三度目のアラームで目を覚ました時、布団越しでも冷気がすごくて、違和感を感じつつ窓へ向かうと、10cmほど空いる。 「10〜15cmくらいの隙間が、一番風を通しやすいのですよ」 数ヶ月前、数学の面倒見の良い、女の先生が言っていたのを思い出した 今頃になって思い出すなんて、なんて皮肉なんだ。 このことをスミカに言えば笑ってくれるだろう。そう思うと痛みも少し、和らいだ。(続きを読む)